17日で、阪神淡路大震災から10年が経った。昨年は立て続けに襲ってくる台風に新潟の地震、そしてスマトラ沖を起源とする津波による被害といった自然災害が頻発したこともあり、この日を、改めて強く意識した。
大地に足をついて暮らす限り、地震による危険から逃れられない。台風に遭遇することが多い土地では、家を頑丈につくっていたり、洪水の多い土地では、すぐに建てなおせる簡便な家をもっていたりする。画一的なやり方ではなくて、その土地にふさわしい暮らし方を知ること。大地に生かされているものとして、考えていなければと思う。
10年前、仮設住宅の玄関の出入りや浴槽の出入りに不便があるというので、踏み台を500台あまり設えて、使っていただいた。そういった経験が活かされて、きっと新潟の住宅では同じような不便はないんじゃないかと想像する。助け合い、支えあって生かされていることを再認識するという話を耳にすると、辛い中でもほっとした気持ちになる。
あの踏み台たちはどうしているだろう。台を踏む足が、確かであってほしいと願う。そして、新潟で地域を元気づけようと中心になって活動している友人を思い、力になれることを考える。